現場の裏側ブログ

2021年06月25日 [金] | 株式会社クリエート|記事一覧

楽器や音楽が趣味の方は、自宅で思いきり趣味を楽しみたいと思うでしょう。

周りの音を気にすることなく、思う存分趣味を楽しめたら最高ですよね。

 

そこで今回は、音楽好きの方が暮らす物件のリフォームをご紹介します。

楽器が趣味という方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

こだわりが詰まったライブハウス風のお部屋へ!

 

春日井市に住むI様、ご夫婦と長男・長女の4人家族です。

家族全員が音楽好きで、LDKに隣接する6帖の和室にはドラムにギター、三線と所狭しと楽器があります。

2ヶ所ある窓には、ご自身で買われた消音材を張り、ご近所に気を使いながら楽しんでいました。

 

4月上旬、防音室工事に関する不安な事、工法・費用面などの相談を受け、

後日現地へお伺いするお約束となりました。

 

ご自宅は、一画が宅地造成された住宅地の二階建てで、

お隣との間隔は2m足らず、角地にあり2軒は隣接しています。

LDKに隣接する小上りの和室6帖に押入れがある7帖大の部屋を防音室にします。

 

外窓2ヶ所は、閉壁とガラスブロック仕様に、LDKとの間仕切りはインナーサッシ2重として、

ライブハウス風のステージをイメージしたプランです。

押入れ部位は、造り付けカウンターにして、子供さんのスタディコーナーにします。

床フローリング、壁クロス、照明計画など多岐に渡ります。

オンリーワンのライブホーム工事着工です。

 

【着工前のお部屋】

ホームコンサート

 

先ずは、養生工事から。

生活をされながらの工事となる為、仮設の間仕切り壁を設けて、生活部と工事部位に分けていきます。

室内の天井、床組部や押入れを解体撤去して、スケルトン状にしていきます。

 

今回は、床・天井・壁4面の6面を遮音工事していきます。

 

天井は、ツーバイフォー工法の床根太に、直接プラスターボード下地が張られていましたが、

新しく天井野縁を組み、遮音材を吹込み、床も上がり座敷だった段差を使い、

床根太を組み吹き込みをしていきます。

壁も同様にスタッドを建て、セルロースファイバー(50/㎡)厚で吹き込みます。

 

【木組みで作られた遮音材を吹き込むスペース】

木組み

 

【遮音材が木組みに吹き込まれた様子】

遮音材が吹き込まれた様子

 

天井に、吸音材のオトテンを張り、壁には遮音パネルを張り、クロス下地とします。

床には、下張り合板の上にフローリング/幅木で仕上げです。

小窓があったところには、ガラスブロックを積み、照明、ロスナイ換気扇、エアコンなどを設置して、

インナーサッシを取付ければ完成です。

 

完成のお写真は、7月ごろ弊社ホームページ施工事例にて掲載させていただきます。

 

お楽しみに・・・

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建築家が⾃分の家を造るとしたら、きっと素敵な家を建てると思われるかもしれません。
条件が悪くても、いくつかの条件を建築プランに盛り込むことで、理想の家に近づくことができます。

今回は建築家が⾃分の家を建てる時にプランに盛り込む条件をご紹介します。

 

建築計画

 

▼建築家が重要視する「家の条件」とは?

 

それでは、建築家が重要視する家の条件を見ていきましょう。
 

①外観

 

外観は、デザイン的にも見た目にも優れた形状で、
尚且つ、メンテナンスにも経年を見据えた仕様にしていくことが大切です。

外部建具、採光を充分取込み、風が抜ける間取りも大切ですが、
遮音性・防音性の低下も含むのも窓だということを考慮しましょう。

アルミサッシにも性能向上仕様があります。
 

②断熱性

 

家の性能としては一番大事な工事です。

一般的に外気との差は7℃~10℃と言われていますが、

断熱材、施工方法によっては、15℃以上の性能が計画できるうえ、 防音性・遮音性能も向上できます。
 

③内装

 

室内の改装工事を定期的に行うことは、なかなかできないものです。
生活家財があれば移動も含めて、仮住いなども大変です。
配色や素材も、先を見据えて検討していきましょう。

照明工事も、最低でも10年先の生活環境を想像して考えられると良いと思います。
 

④住宅機器

 

平均すると20年の使用をもって、交換を検討される方が多いです。
中でもキッチン、浴室はそれ以上の場合も多く、優先順位を持って妥協しないでください。
また、トイレの機器など今は家電商品と一緒です。
10年~15年持てばいいと考えましょう。
 

⑤設備

 

設備には、電気や給排水、がスなどの設備工事があります。
配線、配管図面などを必ず入手して配線不備、配管不備などに対処してください。
 

⑥間取りプランニング

 

なんといっても、使いやすい快適な生活空間です。
自分たちのライフスタイルや将来的な生活スタイルを想像して、動線の良い、
風通しの良いプランニングをしていきましょう。
冷暖房の効率性や、防犯性、眺望も大切な要因です。

 

まとめ

 

▼まとめ

 

いかがでしたか?

建築家が自分の家を造るポイントを知ることはできましたでしょうか?

家を造ることは、ただ単に間取りや今の理想を追求するだけではなく、将来の⽣活設計をすることと捉え、
20年先も快適な家として⼤切に楽しめる家を考えることです。

 

しかし、建築家ではない方が理想的な家を設計するのは困難です。

経験や知識が豊富なプロの業者に、気になることを何でも相談し、お任せすることをおすすめします。

 

ぜひ、建築家が自分の家を造るイメージなどを参考に、自分の理想の住まいを手に入れてくださいね。

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