現場の裏側ブログ

2019年9月|記事一覧

突然ですが、「リフォーム」と「リノベーション」の違いってどんなことかご存知でしょうか。住まいのリフォームをご検討の方であれば、どなたも一度は耳にしたことがあるであろうこの言葉。

 

「リノベーションの方が大掛かりな工事が必要なんじゃないの?」

「リフォームは家の中だけの工事のこと?」

 

さまざまなイメージをお持ちの方が多いようですが、今回はリフォームとリノベーションの違いについてご紹介していきたいと思います。

 

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それぞれの意味

リフォーム

英語で「リフォーム(reform)」は「改革する・改める」という意味ですが、住宅用語では一般的に、老朽化した住まいをまるで新築のような状態に戻すことをリフォームと呼んでいます。また、賃貸住宅で前の住人の方が退去した後、次の入居者が入るまえに元の状態に戻す「原状回復」という意味で使われることもあります。

 

「改める=良い状態にする」という言葉の通り、老朽化している・壊れている・汚れた部分を新しくきれいにして、悪い状態を回復するのがリフォームです。

 

具体的には室内の壁紙の張替え・キッチンなど水回りの設備を新しくする・家の外装を塗り直すことなどがリフォーム工事となります。

 

リノベーション

「リノベーション(renovation)」は住宅関係以外でも耳にすることの多いワードですが、日本語に訳すると「刷新・修復」という意味になります。

 

リフォームが「古いものを新しく・悪いものをよく」する原状回復を指すのに対し、リノベーションは「作り変える」という意味合いが強く、今あるものにプラスアルファで機能を足し新しい価値を生み出すものです。

 

古いキッチンをまるごとデザイン性の高いおしゃれなシステムキッチンに変えたり、3LDKの部屋の間取りを大きく変え、広々とした1LDKに改修するなど、住む人の好みやこだわり・ライフスタイルに合わせて自由に住まいをアレンジすることを、リノベーションと呼んでいます。

 

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リフォームとリノベーションの違い

工事の規模

簡単にお話すると、リフォームよりもリノベーションの方が大掛かりな工事が必要となります。

 

壁紙を張り替える・キッチンやお風呂を新しくするといった比較的小規模な住まいの工事はリフォーム工事と考えて進めていきます。

 

水道管や排水設備・電気設備の変更・間取りを大きく変更するといった大規模な工事が必要な施工は、リノベーションであると考えていいでしょう。

 

リノベーションは時に建て替えのような大規模な改修工事が必要となり、一旦内装を全て解体した「フルスケルトン」という状態から施工を開始することもあります。

 

費用

大掛かりな工事を必要とするリノベーションの方が当然、かかる費用も大きくなってきます。

 

どこをどのように新しくしたいのか・どんな風に住まいの性能を上げていきたいのか・・・つまり、どのような住まいに生まれ変わることを希望するかで、必要なのはリフォームなのかリノベーションなのかが決定します。

 

費用もそうですが工期もリノベーションの方が長くかかりますし、築浅の物件ではリフォームでもリノベーション並の性能アップが見込めるケースもあります。

 

ご自身の住まいにはどのような改修が合っているのかを、リフォーム会社とよく相談して決定しましょう。

 

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リフォームのメリット

工事費用や工期を短く抑えられるのは、リフォームの大きなメリットのひとつです。例えば住まいを購入した時に改修を希望する場合は、新居に早く入居できるのは断然リフォーム。現在住んでいる家が賃貸で家賃などが発生している場合はコストを低く抑えられます。

 

また、間取りや機能の大きな変更がないため、これまでと同じ動線で生活できることや、新しくなった住まいの姿をイメージしやすいというメリットもあります。

 

 

リノベーションのメリット

リノベーションのメリットはなんといっても、その自由度の高さ。住まいに合わせて生活をするのではなく、ご自身の生活に合わせて住まいをアレンジできるのが最大の魅力ではないでしょうか。

 

自由にアレンジできるということは、どんな物件も自分好みにできるということ。希望エリアに理想の物件がなかなか見つからない・いい物件を見つけたけれど通勤が大変・・・そういった悩みは物件探しにはつきものですが、希望するエリアに希望する価格帯の物件を見つけさえすれば、リノベーションで理想の住まいを手に入れることができるのです。

 

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まとめ

リフォームとリノベーションには、実は明確な線引きがないのが正直なところ。

 

この家をリノベーションするとしたらどう生まれ変わるのかな?リノベーションを考えているけど、もしかしたらリフォームでも住むかもしれないかな?など、住まいの改修についてはさまざまな悩みや疑問が出てくることでしょう。

 

まずは「どのような住まいにしたいのか」をよく考え、改修を検討していきましょう。クリエートではリフォーム・リノベーションの両方の観点から、より良い暮らしの環境を手に入れられるよう、皆さまのお手伝いをさせていただきます。

集合住宅に住まいを構えるうえで、もっともネックになるのが騒音問題と言っても過言ではないかもしれません。

 

いくつものお宅がひとつの建物内で暮らしているマンション。住宅街では「お隣さん」なんて呼び方をしますが、マンションではお隣さんは両隣・上階のお宅・階下のお宅・・・と、最大で4つの別のご家庭と密着した部屋で過ごしていることになります。

 

そのため、マンションにはマンション特有の騒音問題があり、それに対応する防音対策が必要となります。

 

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マンション特有の騒音問題

お隣のご家庭の生活音(家電製品を使用する音・テレビの音・会話や電話の声)・子どものにぎやかな声やペットの鳴き声・近隣施設からの音などは戸建てのお宅と同じように入ってきます。

 

さらに上階の方の足音や物を落とす音・ドアを開け閉めする音・掃除機をかける音・配水管を水が流れていく音も響きます。すぐ上やお隣の部屋からの音だけでなく、配管や排気口を伝ってすこし離れた部屋の音が響いてくることも。

 

そして入ってくる音だけでなく、ご自身のご家庭の生活音が下の階の人の「天井からの騒音」となる場合もありますので、周りからの騒音だけが悩みのタネではないというのが、マンション特有の騒音問題で、実際にこのような騒音に悩まされたり、ご近所トラブルに発展してしまったケースも残念ながら少なくありません。

 

 

マンションの騒音を知る

①上階からの足音

マンションで騒音問題となりやすく、もっとも悩まされている人が多いのが足音です。上のお宅の足音が気になるなあ。と思っているご家庭でも、その下の階の住人の方からあなたのお宅もまた、もうすこし静かに歩いてくれないかなあ・・・と思われているかも知れません。イスを引く音やドアの開閉音なども同様です。

 

また、小さなお子さんがいらっしゃったりペットと暮らすご家庭では、子どもが部屋の中で飛び跳ねたり、ワンちゃんやねこちゃんが家具の上などから床に飛び降りたりする音は通常の足音よりも重く響く「重量床衝撃音」と呼ばれています。

 

こういった音は発生元となっている側が気づきにくく、意識しづらいことが多いため、なかなか対策が講じられていないというのも大きな問題となっているようです。

 

②配管・排気口を伝う音

マンションの建物内にはいくつもの配管や排気口がめぐっており、他の部屋とも「繋がって」います。

 

トイレやお風呂・キッチンなどを使用した時に流れる水の音はもちろんですが、その配管から離れた部屋の音も一緒に伝ってくることもあります。

 

実際にマンションで行われたある実験では、一番聞こえてくるのは真上の部屋からの騒音・そして2番目は真上の上の部屋の音であるというデータが発表されています。聞こえてくる音の中には、なんと斜め下の部屋からの騒音もあったとか。こういった音は配管や排気口を伝わって部屋の中に入ってきている可能性が考えられます。

 

また近年人気のウォークインクローゼットのあるお部屋。ウォークインクローゼットの中には配管のスペースがあり、そこからいくつものお部屋に騒音が伝わっていた・・・という事例もあるようです。

 

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③窓

窓から入ってくる音は両隣のお部屋の生活音や、公園や道路など近隣施設から聞こえてくる音。お隣との距離が近いので、窓から入ってくる音は戸建てのお宅よりも大きく聞こえ、気になってしまう場合があります。

 

また、部屋と同じようにお隣と接しているベランダ。ベランダに干したお布団をパンパンとたたく音や話し声・エアコン室外機の音などは戸建てのお宅以上に気になるものでしょう。

 

④廊下側からの音

戸建てのお宅とマンションで大きく違うところは、必ず共用の廊下があるということです。自宅に帰るために住人だれもが通るこの廊下。

廊下を歩く足音・話し声・インターホンの音・エレベーターの音・・・廊下の音というのは思った以上に響くものです。

 

マンションには沢山のご家庭があり、ライフスタイルはそれぞれ。朝早く家を出る人・夜遅くに帰ってくる人・・・廊下に近いお部屋を寝室にしているご家庭もあるでしょう。多くの住人の方の何気ない足音が騒音となり、悩まされているというケースが非常に多く報告されています。

 

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マンションの騒音対策を考えるには

マンション特有の騒音問題を解決するには、まずマンションの構造を知ることが重要。マンションの構造によりどんな音がどのように伝わっていくのか・伝わりやすいのかを考え、どのように対策していくかを判断する必要があります。

 

そしてその対策を講じる上でマンションの規約についてもしっかりと確認しておきましょう。分譲マンションでも、床や壁の工事を規約で禁止している場合や制約がある場合があります。せっかく施工の見積もりをしたのにマンションの規約でキャンセルになった!なんてことのないよう、管理会社ともよく相談しておくことも大切です。

 

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まとめ

これだけたくさんのお宅が同じ建物内に暮らしているわけですから、配慮し合い時には譲りあいの気持ちを持つ、おたがいさまの精神が必要なのかもしれません。

 

騒音トラブルを避けるための防音施工は必須ですが、まずは他のご家庭と信頼関係を築き、良好なご近所関係を続けていくことが一番大切だと考えます。