現場の裏側ブログ

5月, 2022 | 株式会社クリエート|記事一覧

線路近くにお住まいでの方で、電車の音が原因で眠れない、といったことはありませんか?
または日中、TVや音楽の音が、電車の走行音で聞こえづらくなることはありませんか?
眠れない、寝ていたのに目が覚めてしまえば、翌日の仕事やスケジュールに支障が出てしまいます。日中であっても、リモートワークや趣味の時間にあの耳を突く音が聞こえてしまっては、台無しになってしまいます。

ただ、電車が発生源となる騒音を防ぐことは大変難しく、一面的な対策で解決することは非常に難しいです。
今回はそんな電車の騒音への対策、線路の近くにお住まいの方への防音についてご紹介します。

 

電車の騒音への対策

 

 
電車の音は、種類としては振動音に分類されます。イメージとしては音というより、揺れそのものが伝わってきているという具合です。
振動音は通常の騒音に比べて抑制が難しく、様々な対策を複合してとることで初めて、静かな環境を作ることができます。
そのためには、以下の対策を複合して実施することになります。

 

防音カーテン

防音カーテンの良いところは、なんといってもその手軽さ。既存のカーテンと取り替えるだけで、防音効果を得られます。

厚手の生地を折り重ね、その中に遮音材が含まれているため、通常のカーテンよりもはるかに防音性能が高くなっています。また、通常のカーテンよりも上部と底部がレールや窓に密着している造りのため、気密性が髙く、素材以外の面でも防音性を発揮してくれます。

 

防音サッシ

一般的に使われるアルミではなく、樹脂などのしなりのある素材が使われたサッシです。音の侵入経路となる窓枠の小さな歪みや、戸とレールの間にフィットすることで、気密性がアップし、防音性能を高めます。

「外部からの音を対策するにはまず窓から」と言われるため、非常に効果的な対策です。

 

二重サッシ

既存のサッシはそのままに、追加でサッシを設置することで、二重窓のような形を作ります。既存の窓と新しい窓の間に空気層が生まれ、そこで外部からの騒音を減衰させます。
既存のサッシを取り替える必要から大掛かりな工事となる防音サッシに比べて、既存のサッシに追加だけなので、費用が安く済むのも特徴で効果の高い対策です。

 

防音壁

遮音壁とも呼ばれ、静寂性を確保するために使われます。「防音」と聞いて、「音を通しにくい壁を作る」というのをイメージされる方が多いですが、防音壁はそのイメージのままだと思ってもらってOKです。

比較的安価、かつ、耐久性も高いので、国道・線路沿いの物件でも使うことが可能です。

 

遮音シート

騒音を遮る効果のあるシートを、壁や天井に張り付けることで、外部からの騒音を防ぎます。塩ビシートに金属粉が挟み込まれた構造の物が一般的で、金属粉の層を通る過程で、音のエネルギーを減衰させるという造りになっています。

低周波から高周波まで幅広い音域で効果を発揮するため、電車から発生するどちらの騒音にも対応できます。

 

防音パネル

室内の壁や外壁に、防音効果のあるパネルを設置します。アルミやセラミック、石膏ボードでできているものが一般的です。

正方形のパネル型をしており、取り扱い・取り付けも簡単、短時間設置が可能です。

 

難しい防音だからこそ、調査が重要


自身でやれるものになると、防音カーテン、防音パネル。その他は業者に施工を依頼するというのが、おおよその選択肢になります。

ただ、最初にもお伝えしたように、電車が発生源の騒音、振動音は、防ぐのが大変難しい種類のものです。

一面的、部分的な対策だけでは、望む防音効果が得られない、中途半端な対策になってしまうことも、十分起こりえます。

なので、DIYか業者の施工か、というよりも、まずは「今の騒音を軽減するには、どこにどんな対策をすればいいか」を知ることの方が、重要になってきます。そしてそれは、お住まいの環境によって、全く異なってきます。

そのため、どの対策をどのように取るか、それできちんと電車の騒音を防げるかを調査することにまず重きを置くようにしてください。

 

予算を無駄にしないために


電車の騒音の無い快適な生活を実現するため、中途半端な対策で予算を無駄にしないためにも、まずは専門の業者に頼っていただき、調査から対策をスタートなさってください。

現地調査や、音をどこまで軽減できるか、どの素材をどう使えばいいかなど、専門家は熟知しています。電車による騒音を総合的に防げるプランを組んで貰って、それを施工するのが、最も確実です。

株式会社クリエートでは、リノベーションやリフォームについてのお悩みを解決します。

国道・線路沿いの物件にお住まいで、周りの騒音対策を行いたい方は、ぜひ一度、お気軽に相談ください。

お電話でのお問い合わせ
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受付時間 9:00~19:00

夜、ベッドに入った後、高速道路を走る車や、バイクの走行音で目が覚める。もしくは、眠っている最中に、そうした音で目が覚める。こういった経験はありませんか?
他にも、日中絶えず聞こえてくる走行音のせいで休日もゆっくりできなかったりと、せっかく購入したマンションに「こんなはずじゃなかったのに……」という気持ちを抱いていませんか?

今回は、外から聞こえてくる車やバイクの音への対策について、ご紹介します。今回は特に、マンションの3階以上にお住いの方が対象になります。
せっかく購入したマンション、できることなら快適に住み続けたいと思うのが、購入された皆さんの心情かと思います。

今回は、まず試していただきたい、防音対策についてご紹介します。是非ご参考にしていただき、今のお部屋を快適で、静かなものにしていただけたらと思います。

 

3階以上は、騒音の影響が大きくなる場合がある

 

 
高い階ほど静かなイメージがあるかもしれません。しかし実は、部屋が高い階であればあるほど(目安として3階以上)、外部からの騒音の影響はむしろ大きくなる場合があります。
高速道路や市街地での騒音は、防音壁や障害物の関係で、横に広がることは多くありません。しかし、そういったものに反射した音は、最終的に上へ上へと昇って行きます。こうして反射していった音がぶつかるのが、3階以上にある、あなたのお部屋というわけです。
そのためこうした音を、きっちりシャットアウトする必要があります。

 

効果が優れるのは、サッシによる防音


高速道路や市街地の、外部からの騒音対策にまず試していただきたいのが、サッシによる防音対策です。

外部からの騒音の多くは、窓から入ってきます。
壁や屋根などからも入ってくることはありますが、割合としては断然、窓からが多くなります。
さらに細かく見ていくと、戸とサッシの間には、スライドをスムーズにするためのちょっとした空間があります。この空間は、音が入ってくる恰好の通り道になってしまいます。
ですから、まずはこの、サッシのすき間から入ってくる音を防ぐことが重要なわけです。ここから対策を始めるのがもっとも変化が大きく、効果が良いものになります。

 

防音サッシへの交換

サッシによる対策は、大きく分けて2つの選択肢があります。
一つ目は、現在使用中のサッシを、防音サッシに交換することです。

既存の窓を一度取り外し、防音仕様のものを設置しなおします。こうすることで、部屋の使用感を変えずに、防音対策することができます。

ただ、かなり大掛かりな工事になるという欠点があります。外壁を切断して設置する必要があるので、数日かかることもある上、それに応じて費用も増加します。また、共用部に触れることになるため、マンションの管理組合に許可を取る必要も出てきます。

 

インナーサッシを設置する

もう一つの方法が、インナーサッシを設置することです。
既存の窓はそのままに、部屋の内側にもう一つ窓を設置します。イメージとしては、二重窓にすることによって、外部から入ってくる音を抑制するといった具合です。

作業は長くても数時間、既存の窓を取り外す必要もないので、施工費もかさみません。
部屋の内側に設置するものではありますが、窓の木枠部分に設置する形となるため、部屋の広さを変えることもありません。加えて、部屋の内側への施工のため、マンションの管理組合の許可なしでも可能です。
総合的に見て、おすすめできる騒音対策と言えます。

 

まずはインナーサッシから検討するのがおすすめ


いかがでしたか?

車の走行音、市街地の騒音などは、大変気になるものです。せっかく購入したマンション、静かで快適な生活ができるに、越したことありませんよね。
もし現状悩まれているのでしたら、まずはインナーサッシを取り付ける対策を検討してみてください。
対策をするのなら、まずは変化の大きいところからです。施工、費用、効果、どれも優れており、部屋も狭くならないため、まずはここから対策することを考えてみてください。

弊社では、防音対策全般を手掛けており、ご相談から施工まで、幅広くフォローしております。もし、お困りのようでしたら、ぜひとも、ご相談ください。

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