現場の裏側ブログ

2021年05月13日 [木] | 株式会社クリエート|記事一覧

戸建ての平屋住宅のリフォームを検討している方も多いではないでしょうか?

平屋住宅は上階からの騒音もないため、機能的な間取りを構築すればとても素晴らしい住環境となります。

しかし土地が広くないとできないリフォームや、建ぺい率などの制限を受けるため、より信頼できる業者に依頼する必要があるとも言えます。

 

そこで今回から戸建て平屋住宅の防音・遮音対策について、実際の事例をご紹介しながら2回にわたってご紹介します。

戸建て平屋住宅のリフォームを検討している方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

間取りデザイン

 

●事例紹介(ご相談から工事着工まで)

ここからは実際に当社が担当した事例をご紹介します。

今回はご相談から工事着手までの道のりを詳しくみていきましょう。

当社では、お客様のご希望や条件などさまざまな要素を鑑みながら工事の仕様を決定していきます。

 

 

物件は築20年の戸建平屋住宅です。尾張旭市の平静な住宅地に結婚を機に新築し、4人家族で住んでいます。

子供が生まれ、小学校入学と同じくしてピアノを習い始めました。

妹も管楽器を始め、家族全員が音楽を愛する音楽一家です。

周りには畑地や空地も多い長閑な場所でしたが、昨今は新築分譲住宅も増え、隣家は近いところで3m足らず、TVの音が聞こえるくらいの密集地になってきています。 子供が小さいうちは良かったけれど、成長するにつれ音対策には気を遣うようになりました。

 

子供も高校・中学と成長し、それぞれの部屋への希望もあり増床して床面積の確保・防音室仕様への改修工事へと踏み切りました。

既設建物は、82.25㎡(2LDK+広縁)と 子供たちの専有する部屋を設ける余裕はなく、改修スペースは4.55m×4.55m(20.7㎡)に増築する計画です。

2室を設けるには幅行きが狭いため、9.1㎡(5.46m×5.46m)になるよう、増床していきます。

室内は、床/壁/天井の6面体に防音仕様工事を施しDR65以上の性能仕様とします。

(DR-65とは、平常時生活音として65dB以下であれば騒音とされない基準点を指します)

 

室内の床(フローリング)、壁(クロス貼)、天井(オトテン吸音板仕様)の色柄などの仕様は自分好みにチョイスし、サンゲツのショールームにも足を運びました。

また、照明計画や換気・エアコン設備なども含めた、フルオーダー仕様です。

現地調査・採寸からプランニング打ち合せ・見積もりや提案を得て、仕様グレードなどの打ち合せなど、ここまでに要した期間は50日間程度です。

 

 

【施工前の外観】

事例写真・施工前

【施工前の外観】

事例写真・施工前2

 

次回のブログでは、こちら事例の工事着工から完成までをご紹介する予定です。

こちらの戸建平屋住宅がリフォームによってどうなるか、ぜひお楽しみに。

 

 

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