現場の裏側ブログ

2019年08月23日 [金] | 株式会社クリエート|記事一覧

わたしたちの生活環境をまもるための防音リフォームは、専門性も高く防音の目的によって施工内容が異なってきます。

 

いくら防音リフォームとはいっても、100%防音・遮音をすることは正直、不可能です。そんな中で、どれだけ希望の防音環境に近づけるかというのは、業者選びにかかってきます。

 

今回は失敗しない防音リフォームのために、どのように施工業者を選んでいけばいいのかを考えていきましょう。

 

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100%防音ができない理由

まず、どうして100%防音は不可能なの?と疑問をお持ちになられた方もいらっしゃるかもしれません。

 

建築基準法という法律があり、それに準じてみなさんの住まいが作られていることはご存知かと思いますが、その建築基準法では換気設備や空気の循環なども基準も細かく定められています。

 

「音は空気を震わせて伝わる」ということをこれまでもお話ししてきましたが、音を100%カットするということは、この空気の出入りを遮断する、ということになってしまいます。

 

建築基準法上、空気の出入りを遮断するということはありえませんので、100%の防音は不可能である、ということになります。防音とはその名の通り「いかに音を防ぐか」ということをまずは念頭においておきましょう。

 

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施工業者を選ぶポイント

①専門知識がある

冒頭でお話しましたが、防音リフォームには高等な専門知識を要します。テレビ局のスタジオと一般家庭では防音・遮音の種類が異なるように、「どんな音をどのくらいのレベルで防ぎたいのか」によって、施工が異なってきます。

 

「近隣のお宅からの生活音を防ぎたい」「マンションで階下のお宅に音が響かないようにしたい」「自宅のピアノレッスン室を防音室にしたい」など、ご家庭やライフスタイルによって防音の目的はさまざま。

 

防音の目的を伝え、施工の内容についての説明が丁寧であったり、質問や疑問点があれば正確に、迅速に回答できる担当者であれば、防音に対する専門知識を持っていると言えるでしょう。

 

②防音施工の実績がある

一般の住まいの防音では、防音の目的のほかに・ご自宅のある環境・一戸建てや集合住宅などによって施工の種類が変更します。

 

さまざまなシーンでの防音施工を数多く手がけている業者であれば、それだげ防音に対する知識も豊富ですし、細かな要望に応えてくれる可能性も高くなります。

 

また、防音リフォームにおいては防音の目的やどれくらいの防音効果を求めるのかを業者にしっかりと伝えることが大切ですが、防音やリフォームに精通しているとは正直言い難いわたしたちでは、なかなか正確に伝えることが難しい場面もあることでしょう。

 

そんな時、経験豊富な業者であれば、適切な防音施工についてのアドバイスを受けることができるはずです。

 

ご自宅の環境やどんな音を防ぎたいのかを伝えれば、どのような防音施工がもっとも効果的で適しているのかを提案してくれるような、実績豊富な業者を選びましょう。

 

③価格が適切である

当然、防音リフォームにはそれなりの費用が発生します。費用をおさえることが可能であればこれ以上に喜ばしいことはないのですが、防音リフォームにも「相場」というものが存在します。他の業者よりも安い価格を提示されたからと言って飛びつくのは非常に危険です。

 

希望の防音効果には適していなかったり、品質ランクの低い安い素材や建材を使用されたりする場合があります。

 

また悪質な業者であれば、工期を短縮するために必要な施工や手間を省いたり、検査には通ったもののすぐに劣化してしまうようなリフォームを行い、のちのちトラブルに発展したケースも多々あります。

 

費用の問題はとても重要ですが、安さにばかり気を取られるのは禁物。信頼できる業者であればきちんと適正な価格で見積もりを出しますし、費用について疑問に思えば「この希望のためにはこの素材が必要であり、価格を押さえた場合にはこのようになる」と納得のいくまで説明をしてくれるようなであれば、信頼できるでしょう。

 

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信頼できる業者とは

リフォームというのは費用もかかりますし、一生のうちに何度も行うことではありません。またおもうような防音効果が得られなかったからと言って、すぐにやり直しもできません。

 

それだけに、事前の打ち合わせが非常に重要になってきます。

 

綿密に打ち合わせを重ね、全てに納得してから工事にとりかかる必要があります。わたしたちも希望をしっかりと伝え、業者からの見積もりや提案を理解・納得できるまで聞くことも重要ですが、契約を急かしたり質問に対する返答が曖昧な業者は、残念ですが信頼できる業者とは言えません。

 

1日でも早く、1円でも安く、難しい話しはあまり理解できない気持ちもよくわかりますが、これからの生活環境に関わる重要なこと。今後何十年も防音リフォームしたすまいで暮らしていけるようなリフォームのために、しっかりと考えていきましょう。

 

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まとめ

防音リフォームは失敗が許されません。あの時ああしていれば・・・と後悔しても後戻りできないのがリフォームです。

 

将来のことをしっかり考え、生活環境向上のために一緒に前に進んでいけるような業者を選びましょう。