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- 現場の裏側ブログ | 株式会社クリエート - Part 73
現場の裏側ブログ
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皆さんは生活の中で、バリアフリーを意識したことはありますか?健康的な若い世代は、普段バリアフリーを意識したことがないかもしれませんが、バリアフリーは生活の中で私たちに寄り添ってくれる大切な存在なのです。
そこで今回は、バリアフリーのリフォーム例や、バリアフリーによく似たユニバーサルデザインなどをご紹介します。今後、暮らしの中でバリアフリーを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
内閣府の「平成27年版高齢社会白書」によると、総人口に占める65歳以上の人口の割合は26.0%であり、4人に1人は高齢者ということになります。終の棲家としてバリアフリーのリフォームを考える世代はもちろん、「キッチンをリフォームしたい」「書斎をリノベーションしたい」と考えたと同時にバリアフリーを考えてみることをおすすめします。
まずは、バリアフリーのリフォームにはどんなものがあるのかみていきましょう。
高齢者は、階段を上がるときや廊下を歩くとき、少しの段差で壁などに掴まることがあるでしょう。壁をつたってよろよろと歩くのは、安全とは言えないですよね。
そこで役立つのが手すりの設置です。階段や廊下などに、使う人に合わせた高さや位置に設置しましょう。
ほんの少しの段差でも、足腰の弱い人には負担となり、つまずいたり転倒したりしてしまいます。バリアフリーのリフォームでは、段差をなくす工事をすることをおすすめします。
段差の解消方法には、床のかさ上げやスロープの設置などがあります。気になる段差を解消して、危険な転倒を防ぎましょう。
夜になると暗くなり、玄関で足元が見えにくくなって転倒してしまうケースがあります。そこでおすすめなのは、足元を照らす照明を設置するバリアフリーリフォームです。照明で明るくなるだけで、高齢者は足元が見えやすくなり、転倒防止につながるのです。照明は、自分でスイッチを探して付けなくても良いように、人感センサー付きの自動点灯がおすすめです。
バリアフリーと似て異なる概念「ユニバーサルデザイン」についてご紹介!
バリアフリーとよく似ている言葉に、ユニバーサルデザインというものがあります。ユニバーサルデザインとは、空間や建物、製品、環境などをいろいろな人が利用できるようにデザインすることです。
ユニバーサルデザインには、以下の7原則があります。
それでは、ユニバーサルデザインの具体的な例を見ていきましょう。
公共の場所では、ベビーカーや車いすなどが通れるスロープが一般的になっていますね。
スロープがあると、段差の解消につながり、ベビーカーや車いすがスムーズに通れるようになります。
改札の幅が広いと、車いすやベビーカー、松葉づえなどを利用している人や、旅行者で荷物が多い人などどんな人でも余裕をもって改札を通過することができます。
シャワートイレは本来、病院で手術後などに使われていた医療機器でしたが、今はどんな人でも快適にトイレを使えるようにと広く普及しています。
床面を超低床構造にして昇降ステップをなくしたバスをノンステップバスと言います。ノンステップバスにすることで、高齢者や小さな子供でも、乗り降りが簡単になって負担を減らすことができます。
非常口や禁煙マーク、トイレなどの標識は、どんな人が見てもわかるようなデザインにしています。もはや常識ともいえる標識ですが、これもユニバーサルデザインなのです。
このように、ユニバーサルデザインはたくさんの人に使いやすいものを作ろうという思想があります。これはバリアフリーの思想にも共通しているでしょう。バリアフリーも、高齢者や体が不自由な人が安心・安全に使えるような社会にしています。バリアフリーにすることは、どんな世代にとっても優しい空間にすることと言っても過言ではありません。
バリアフリーのリフォーム・リノベーションは長期的な視点で考えよう!
高齢化社会に生きる現代人である私たちこそ、リフォーム・リノベーションを検討する際は、価格よりも長期的な視点を大切にするべきです。安いからと言って価格だけで業者を選んでしまうと、失敗したり後悔したりする可能性があります。
株式会社クリエートでは、暮らす人に優しいバリアフリーのリフォーム・リノベーションはもちろん、今の生活のお悩みに合ったリフォーム・リノベーションを提案しております。より暮らしやすい生活を目指している方は、ぜひお気軽にご相談ください