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- 現場の裏側ブログ | 株式会社クリエート - Part 61
現場の裏側ブログ
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日本のキッチンは常に変化し続けてきました。
はるか昔、住まいの外にあった煮炊きをする場は、徐々に屋内へと移動しています。土間から板の間へと移った台所は、憧れの公団住宅のダイニングキッチンを経て、現在の主流は対面式キッチンとなっています。
対面式スタイルとは、ダイニングにいる家族と顔を合わせながら炊事ができるように配置するプランで、ここ30年以上に渡って子育て世代を中心に爆発的にヒットしています。
このように、時代と共に変わり続けるキッチンのリフォームについて詳しくご紹介します。
キッチンリフォームは「綺麗になる」だけじゃない
最新のコンロは、ガス・IHと共に調理サポートが充実しており、おまかせモードの機能が非常に進化しています。
また、最新キッチンは非常に汚れにくい加工がなされているものがほとんどです。今まで調理やキッチンの清掃に費やしていた時間を短縮できるので、自由な時間が増えることは間違いありません。
キッチンのリフォームをする際に「キッチンが綺麗になったらそれでいい」という方も割といらっしゃいます。そういった方々にお話を聞いてみると、最新のキッチンの機能を知らず「今使っているキッチンと何も大きく変わることはない」と思っていることが多いのです。
進化したキッチンの特徴をご紹介
それでは進化したキッチンの特徴をご紹介します。
【カウンター】
セラミックやガラスなど透明素材を使ったカウンターは従来のものより硬く丈夫になっており、見た目も美しく人気があります。このようなクリスタルカウンターは、高級感のある見た目と肌触りの良い凹凸が特徴的です。
また、クリスタルカウンターはカラーバリエーションが多いので、自宅のインテリアや自分の好みに合わせて適切なカラーが簡単に見つけられるでしょう。
【シンク】
最近のキッチンリフォームは、人造大理石素材を使ったシンクを取り入れるケースも増えています。人造大理石は丈夫で、汚れがつきにくいうえ汚れを落としやすいというメリットがあるので、シンクを清潔に保つことができます。
人造大理石のシンクは、コーティング技術の発達によって、撥水性や撥油性に優れたものになっているのです。このコーティングによって、人造大理石シンクは汚れがつきにくく落ちやすくなっています。もちろん、清潔に保つために常に掃除をする必要がありますが、従来より簡単に掃除できる点が魅力です。
掃除が簡単にできるので、従来の掃除と同様に汚れを根こそぎ落とすようなスポンジやたわしなどを使ってしまうと、コーティングを剥がしてしまう可能性があるので注意が必要です。
【グリル・コンロ】
最新のキッチンはグリルやコンロの自動調理も充実しており、食材を入れたら、ボタン一つで自動で調理してくれる商品も出ています。
また、グリル機能も充実しているものが多いです。最新のグリル機能には自動調理がついており、焼き魚一つでも多数のメニューがあります。メニューの中から切り身やつけ焼き、姿焼きなどを選ぶだけで、魚の焼き加減なども思うままなのです。
【IH】
マルチワイドIHとは、加熱部分を横一列に並べることにより、最大で4つの同時調理を可能にしたものです。マルチワイドIHなら、焼き物と煮物などを同時進行させながら、おみそ汁なども作ることが可能です。さらに、揚げ物などを追加で作ることができます。
また、同時に調理しなくても、今作ったものをコンロの上で保温状態にしながら仮置きすることもできます。
【レンジフード】
シロッコファンとは、縦に穴が開いた筒が回ることにより、吸引力を発生させるといった換気扇です。シロッコファンはお手入れが簡単という点も魅力です。
シロッコファンは高速回転のため、吸い取った油を吹き飛ばすことができ、油が溜まりにくいという構造になっています。吹き飛んだ油はレンジフード内のプレートに溜まるので、取り外して油を捨てるだけでOKです。
【収納機能について】
最新のキッチンはスライド式が多く、収納力の向上が実現できます。キッチンの収納をスライド式にすることで、これまでの開き戸タイプの収納ではデットスペースとなっていた高さを活かせるようになり、収納力をアップさせているのです。
このように広く便利になった収納スペースは、大きな鍋やフライパンなどを多数収納できるのが主婦にとって嬉しい魅力ではないでしょうか。
キッチンは食べるだけでなく「くつろぎの場」へ
キッチンはどんどん進化しています。
より時短化に着目した機能性と構造は、キッチンの役割をより人の手そのものにとって代わる時代になりました。その結果、キッチンはリビングへと近づき、食べる場がくつろぎの場となり、もはやキッチンは隠すのではなく見せる時代になったのです。
キッチンは一度購入したら、最低でもこの先20年以上は使い続けるものです。後悔のないよう、丈夫で美しく、そして何より暮らしを楽しく豊かにしてくれるリフォーム業者を選ぶことが大切です。