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- 現場の裏側ブログ | 株式会社クリエート - Part 41
現場の裏側ブログ
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楽器や音楽が趣味の方は、自宅で思いきり趣味を楽しみたいと思うでしょう。
周りの音を気にすることなく、思う存分趣味を楽しめたら最高ですよね。
そこで今回は、音楽好きの方が暮らす物件のリフォームをご紹介します。
楽器が趣味という方は、ぜひ参考にしてくださいね。
春日井市に住むI様、ご夫婦と長男・長女の4人家族です。
家族全員が音楽好きで、LDKに隣接する6帖の和室にはドラムにギター、三線と所狭しと楽器があります。
2ヶ所ある窓には、ご自身で買われた消音材を張り、ご近所に気を使いながら楽しんでいました。
4月上旬、防音室工事に関する不安な事、工法・費用面などの相談を受け、
後日現地へお伺いするお約束となりました。
ご自宅は、一画が宅地造成された住宅地の二階建てで、
お隣との間隔は2m足らず、角地にあり2軒は隣接しています。
LDKに隣接する小上りの和室6帖に押入れがある7帖大の部屋を防音室にします。
外窓2ヶ所は、閉壁とガラスブロック仕様に、LDKとの間仕切りはインナーサッシ2重として、
ライブハウス風のステージをイメージしたプランです。
押入れ部位は、造り付けカウンターにして、子供さんのスタディコーナーにします。
床フローリング、壁クロス、照明計画など多岐に渡ります。
オンリーワンのライブホーム工事着工です。
【着工前のお部屋】
先ずは、養生工事から。
生活をされながらの工事となる為、仮設の間仕切り壁を設けて、生活部と工事部位に分けていきます。
室内の天井、床組部や押入れを解体撤去して、スケルトン状にしていきます。
今回は、床・天井・壁4面の6面を遮音工事していきます。
天井は、ツーバイフォー工法の床根太に、直接プラスターボード下地が張られていましたが、
新しく天井野縁を組み、遮音材を吹込み、床も上がり座敷だった段差を使い、
床根太を組み吹き込みをしていきます。
壁も同様にスタッドを建て、セルロースファイバー(50㎏/㎡)厚で吹き込みます。
【木組みで作られた遮音材を吹き込むスペース】
【遮音材が木組みに吹き込まれた様子】
天井に、吸音材のオトテンを張り、壁には遮音パネルを張り、クロス下地とします。
床には、下張り合板の上にフローリング/幅木で仕上げです。
小窓があったところには、ガラスブロックを積み、照明、ロスナイ換気扇、エアコンなどを設置して、
インナーサッシを取付ければ完成です。
完成のお写真は、7月ごろ弊社ホームページ施工事例にて掲載させていただきます。
お楽しみに・・・