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- 現場の裏側ブログ | 株式会社クリエート - Part 18
現場の裏側ブログ
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夜、ベッドに入った後、高速道路を走る車や、バイクの走行音で目が覚める。もしくは、眠っている最中に、そうした音で目が覚める。こういった経験はありませんか?
他にも、日中絶えず聞こえてくる走行音のせいで休日もゆっくりできなかったりと、せっかく購入したマンションに「こんなはずじゃなかったのに……」という気持ちを抱いていませんか?
今回は、外から聞こえてくる車やバイクの音への対策について、ご紹介します。今回は特に、マンションの3階以上にお住いの方が対象になります。
せっかく購入したマンション、できることなら快適に住み続けたいと思うのが、購入された皆さんの心情かと思います。
今回は、まず試していただきたい、防音対策についてご紹介します。是非ご参考にしていただき、今のお部屋を快適で、静かなものにしていただけたらと思います。
高い階ほど静かなイメージがあるかもしれません。しかし実は、部屋が高い階であればあるほど(目安として3階以上)、外部からの騒音の影響はむしろ大きくなる場合があります。
高速道路や市街地での騒音は、防音壁や障害物の関係で、横に広がることは多くありません。しかし、そういったものに反射した音は、最終的に上へ上へと昇って行きます。こうして反射していった音がぶつかるのが、3階以上にある、あなたのお部屋というわけです。
そのためこうした音を、きっちりシャットアウトする必要があります。
高速道路や市街地の、外部からの騒音対策にまず試していただきたいのが、サッシによる防音対策です。
外部からの騒音の多くは、窓から入ってきます。
壁や屋根などからも入ってくることはありますが、割合としては断然、窓からが多くなります。
さらに細かく見ていくと、戸とサッシの間には、スライドをスムーズにするためのちょっとした空間があります。この空間は、音が入ってくる恰好の通り道になってしまいます。
ですから、まずはこの、サッシのすき間から入ってくる音を防ぐことが重要なわけです。ここから対策を始めるのがもっとも変化が大きく、効果が良いものになります。
サッシによる対策は、大きく分けて2つの選択肢があります。
一つ目は、現在使用中のサッシを、防音サッシに交換することです。
既存の窓を一度取り外し、防音仕様のものを設置しなおします。こうすることで、部屋の使用感を変えずに、防音対策することができます。
ただ、かなり大掛かりな工事になるという欠点があります。外壁を切断して設置する必要があるので、数日かかることもある上、それに応じて費用も増加します。また、共用部に触れることになるため、マンションの管理組合に許可を取る必要も出てきます。
もう一つの方法が、インナーサッシを設置することです。
既存の窓はそのままに、部屋の内側にもう一つ窓を設置します。イメージとしては、二重窓にすることによって、外部から入ってくる音を抑制するといった具合です。
作業は長くても数時間、既存の窓を取り外す必要もないので、施工費もかさみません。
部屋の内側に設置するものではありますが、窓の木枠部分に設置する形となるため、部屋の広さを変えることもありません。加えて、部屋の内側への施工のため、マンションの管理組合の許可なしでも可能です。
総合的に見て、おすすめできる騒音対策と言えます。
いかがでしたか?
車の走行音、市街地の騒音などは、大変気になるものです。せっかく購入したマンション、静かで快適な生活ができるに、越したことありませんよね。
もし現状悩まれているのでしたら、まずはインナーサッシを取り付ける対策を検討してみてください。
対策をするのなら、まずは変化の大きいところからです。施工、費用、効果、どれも優れており、部屋も狭くならないため、まずはここから対策することを考えてみてください。
弊社では、防音対策全般を手掛けており、ご相談から施工まで、幅広くフォローしております。もし、お困りのようでしたら、ぜひとも、ご相談ください。