現場の裏側ブログ

2022年01月13日 [木] | 株式会社クリエート|記事一覧



昨今の室内健具は、バリアフリー仕様で施工されるのが主流です。ドア下部と床のすき間を埋める段差が無いため、躓くことが無くなり、安全になりました。

しかし、その15~20ミリのすき間を音が漏れてしまうという欠点もあります。また、ドア本体も防音仕様でないこと、壁に比べて薄いこともあり、防音性能が高いとは言えません。

そのため、TVや音楽を楽しむ場合や、話し声が漏れてしまう場合、ドアを取り換えることは、一つの解決策となります。

今回は、そういった際にどんな防音ドアを選べばいいのか、その種類と性能、価格をご紹介します。

 

防⾳ドアの特徴


防音ドアは、ドア周辺をパッキン状に閉塞することで、音を軽減します。

ドア板や部品等の防音・遮音性能に加えて、「音が伝わるすき間を、ぴったり埋める」ことで、音をカットするわけですね。

部品の性能や機構により、気密性の高さを高めることで、防音・遮音効果を発揮する。これが、防音ドアの大きな特徴です。

 

防音ドアの種類


以前は各メーカーが様々な商品を出していましたが、現在は、大建工業の商品がメジャーです。価格、仕上がり、デザインの種類の豊富さなど、様々な点で優れるためです。

デザインや色は細かな種類がありますが、性能面で大きく3つに分類できますので、ここではそれをご紹介します。

・スペシャル(S)防音タイプ

42db/500Hzと、規格品では最高級の遮音機構を持ちます。
価格はメーカー定価で¥483,100~です。

・アドバンス(A)防音タイプ

37db/500Hzと、弊社の防音ドアにおける基本仕様です。

価格はメーカー定価で¥198,900~です。

・居室タイプ片開きドア

こちらはどちらかというと、音配慮ドアとしての意味合いが強いものになります。

価格はメーカー定価で¥107,900~です。

このように大建工業製だけでも3種類の防音ドアがあり、この中から好みのカラー・デザインのものを選んでいくことになります。

ちなみに、コンサートホールや音楽教室など、デザインや仕様をさらに細かく決めたい場合、規格品を使わず特注で制作するのが一般的です。但し、特注仕様で制作する場合、メーカーによる規格品を使うより、価格が上がる場合があります。

 

まとめ


ドア一つとっても、得たい防音・遮音効果、価格帯によって、いくつかの選択肢があります。

防音・遮音の場合、音の要因や目標とする効果に対して、検証を行い、適切な対策を行うことが大切になります。

得たい効果に対して、どのくらいの防音・遮音性能が必要で、どんな商品を選べばいいのか、そういったことにお悩みでしたら、是非一度、専門家にご相談ください。

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