現場の裏側ブログ
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おうちで応援する特別なオリンピックが、先日閉会しました。
好きなスポーツだけ見たという方もいれば、気づけば一日中テレビの前に釘付けになっていた
という方も多いのではないでしょうか。
世界各国のトップアスリートのパフォーマンスに、胸が熱くなる瞬間が幾度もありました。
その一方で、競技によっては決着が夜11時頃になるなど、ご近所のことを考えると、
大声で観戦するのがためらわれるタイミングもあったかもしれません。
そんな時、「もし、時間帯を気にせず思いっきりスポーツ観戦ができたら…」と思うのは
当然のことと思います。
思いきって、その願いを叶えてみませんか?
今回は、自宅でのホームシアター設置についてご紹介していきます。
まずは、施工に必要な条件をご紹介します。
施工するにはさまざまな設計が必要となります。
ホームシアターを作るには、外部に漏れる音を防ぐこと、外部からの騒音を少なく抑えることが大切です。
また、ホームシアターは室内で発生する音が、隣の部屋に漏れて迷惑をかけないようにすることも
重要となります。
さらに、室内の静けさも考慮することで、より落ち着ける空間づくりが出来るでしょう。
室内の音響は、音に深みを与えるものですが、音が響きすぎると明瞭度が悪くなったり
制作側が意図する音が伝わらなかったりする可能性があります。
そのため、室内の反射音を調整することが大切です。
反射音によって音響障害になる場合もあるので注意しましょう。
室内を吸音構造にしたり、吸音パネルを取り付けたりして、音響を改善していくことが重要です。
ホームシアターは、映像が見やすく、くつろげる空間になっていることも重要です。
内装設計をスクリーン周りの壁や天井、室内の明るさに分けてご紹介します。
■スクリーン周りの壁や天井
スクリーン周りの壁や天井は反射しない暗い色や材質にすることをおすすめします。
真っ白の壁や天井はオシャレに見えますが、壁や天井に映像の光が反射し、見えにくくなってしまいます。
部屋を暗くしても、白い壁や天井は映像の反射光がどうしても気になってしまうでしょう。
■室内の明るさ
室内は、昼間でも真っ暗にできるようにしましょう。
良質な映像環境を得るには、真っ暗な部屋が最適なのです。
どうしても明るい部屋でにぎやかに楽しみたいという方は、液晶ディスプレイを選ぶようにしましょう。
音響の機材選びも大事ですが、それより前段階で部屋の防音設計を真剣に考える必要があります。
自宅でホームシアターを楽しむなら、室内の壁や天井、床などを防音設計にしなければなりません。
音が隣近所に漏れ、騒音トラブルにつながることも少なくありません。
音や振動が外部に漏れてしまわないように、壁に相応の厚みを持たせたいところです。
一戸建てでも油断をせず、しっかりと防音対策をしたほうが良いでしょう。
さらに、ホームシアターはできるだけ家族みんながリラックスできる空間であることが大切です。
防音対策を行いつつ、空間として良いものに仕上げましょう。
部屋の大きさが適切であるか、どのように視聴するのか、機材の量や大きさなどでも設計は変わります。
家庭環境によっても設計は変わってきますので、経験や知識が豊富な施工会社からのアドバイスを
受けることをおすすめします。
ホームシアターを施工する場合、費用はどのくらいかかるのでしょうか。
部屋の広さや自宅の環境によって施工費用は大きく変動します。
また、以下も大事な要因です。
まずは、気になった施工会社へ見積もりを依頼して総合的に判断してもらいましょう。
プロである施工会社は、防音に関する知識や技術を持っています。
自宅の環境や部屋のつくりを見ながら細かいアドバイスや見積もりをもらうのがよいですね。
いかがでしたか?
ホームシアターは自宅で映画や音楽、スポーツなどを思いきり楽しむことができる最高の空間です。
家族が楽しくみんなで過ごせる空間が自宅にできると、家族の会話も自然と増えますよね。
おうち時間を強いられる今だからこそ、ホームシアターがあることにより
素晴らしい日々が過ごせるのではないでしょうか。
スポーツ観戦や映画鑑賞はもちろん、音楽ライブ配信の鑑賞や体感型ゲームなども、
より一層自宅で楽しむことができますね。
妄想が膨らんだら、まずは、はやる気持ちを抑え、遮音・防音設計から行うことが大切です。
ぜひ、プロフェッショナルで信頼できる施工会社を選んで、理想のホームシアターを手に入れてくださいね。
古き良き日本家屋の伝統の一つである縁側。
子供のころ、風鈴の音色を片耳に、家族並んでスイカを食べた思い出のある方も多いのではないでしょうか。
懐かしさと日本家屋の純朴な良さを持ち合わせた縁側は、暮らしを豊かにしてくれます。
今回は、縁側の役割や種類、施工の注意点などをご紹介します。
縁側のリノベーションをお考えの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
縁側は、室内と屋外をつなぐ多機能空間としていろいろな役割を持ちます。
風通しが良いので、洗濯物を干したり、お茶を飲みながら庭を眺めてのんびり過ごしたりと
工夫次第でさまざまな用途に使えるのです。
縁側と一口に言っても実はいろいろな種類があります。
次に、縁側の種類や特徴を見ていきましょう。
●濡れ縁
建物の周りに建つ柱を側柱といいますが、その側柱の外に出る縁を濡れ縁と呼びます。
雨が降ると濡れるという意味でこの名前がつけられました。
濡れ縁は雨風にさらされることがあるので、水に強い素材を使ったり、
板と板に隙間をあけて水はけを良くしたりするなどの工夫が必要です。
●くれ縁
建物に対して平行に板を張っている雨戸のような内側にある縁側です。現代の民家はほとんどこの形式です。
くれ縁は、外側の戸を開け閉めすることにより、雨に濡れないようにすることが可能です。
●広縁
くれ縁の幅が広く、奥行きがある縁側を広縁といいます。座敷をより格調高くするための贅沢な施設です。
側柱と入側柱の間に設置されることから入側縁とも呼ばれています。
幅が広いので、家具を置いて部屋のように使うこともできます。
では、縁側のリノベーションを施工する際に注意点はあるのでしょうか。
考えられる注意点をご紹介します。
縁側は外からも見えてしまう可能性があるため、プライバシーの確保や防犯対策が必要です。
縁側の配置場所に気を使ったり、防犯ガラスを使った窓や扉を設置したりといった工夫が大切なのです。
濡れ縁にする場合は、耐水対策を行う必要があります。
軒下に濡れ縁を設置すると、雨風が防げるので、ウッドデッキなどより痛みにくくなるでしょう。
縁側設置の価格について注意点をご紹介します。
縁側は、家の外(濡れ縁など)にするか、家の外(くれ縁、広縁など)にするかで
価格帯が異なるので注意しましょう。
濡れ縁は住宅の外部に設置するので、床だけのリノベーション工事で済む可能性があります。
住宅の内部に設置するくれ縁、広縁は、濡れ縁に比べると大掛かりな工事が伴うでしょう。
床材の素材にもよりますが、濡れ縁よりくれ縁、広縁の方が価格は高くなります。
縁側のリノベーション工事は、床面積によっても変動します。
床面積や縁側の種類を考慮してリノベーション工事を依頼することが大切です。
詳細は、施工業者に相談することをおすすめします。
スペースの都合や、外観とマッチしないなど縁側を設置できない場合もあるでしょう。
そんなときは、以下のような代替案を検討してみてはいかがでしょうか。
●インナーテラス
インナーテラスは、壁や屋根、窓、ガラス戸などに覆われた屋内にあるテラスのことです。
屋内ですが、風通しや日当たりが良いという特徴があります。
インナーテラスは、天気や外気に左右されずに、縁側と同じような機能を備えることができます。
●ウッドデッキ
縁側を設置できない場合は、ウッドデッキもおすすめです。
ウッドデッキは、基本的に庭に面した場所に設置されることが多いです。
ウッドデッキを設置すると、「わざわざ靴を履かなくても庭に出られる」「段差がないのでスムーズ」
といったメリットがあります。
ウッドデッキの奥行きを減らし、軒下に収まるようなサイズにすると、縁側のようなスペースができます。
縁側と比べて洋風なイメージになるので、住宅のデザインとのバランスを考えて設置しても良いでしょう。
●ウッドテラス
ウッドデッキに屋根がついているのがウッドテラスです。
テラスは、リビングの延長線上に太陽光をうまく取り入れるために屋根がついた部屋のようなイメージです。
ウッドテラスを設置すると、そこで食事をしたり、洗濯物を干したり縁側のように使うことができます。
いかがでしたか?
縁側について詳しく知ることはできましたか?
コロナ渦だからこそ、縁側で家族団らんする時間も価値のあるものになるでしょう。
仕事や家事で忙しく過ごしていく日々の中で、ほっこりとくつろげるスペースがあるのも素敵ですよね。
縁側があると、そこでお茶をしたり読書をしたりと、穏やかな癒しの時間ができるでしょう。
また、縁側にはいろいろな種類があるので、好みや住宅に合わせて選ぶのも楽しいですよね。
ぜひ、住宅に縁側をプラスして、落ち着ける空間を作ってみてくださいね。