現場の裏側ブログ
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欧米に比べて、極端に少ない日本の既存住宅の流通とリフォーム・リノベーション。
国は今、「既存住宅流通活性化等事業」として積極的に既存住宅のリフォーム・リノベーションと流通を増やそうとしています。
そこで今回は、サスティナブルなリフォーム・リノベーションについて詳しくご紹介します。
サスティナブルとは?
サスティナブルとは、持続可能という意味です。つまり、古い住宅に対するマイナスイメージを払拭し、持続可能な住まいづくりを考えるということなのです。
これまでは、まだ使用可能な住宅を流行やトレンドに合わないという理由だけで建て替えを多く検討する方が多かったのですが、現在の住宅棟数が世帯数を大きく超える住宅余りのこの時代では、環境負荷をできるだけ抑えたリフォーム・リノベーションによって、住宅の付加価値を高めることが求められています。
これからは、古い住宅のマイナスイメージを取り除きながら、リフォーム・リノベーションで持続可能な住まいづくりを考えることが大切です。
また、サスティナブルと同じような言葉で「エコ」や「ロハス」もよく耳にするでしょう。
エコは、慈善環境保全、またそれらへの関心や意識という意味で、ロハスは、地球環境保護と健康を重視する生活様式という意味を持っています。エコは日常生活でかなり浸透している言葉ですし、ロハスは自然素材のインテリアやリサイクル素材の衣類などでよく使われています。
サスティナブルな建築とは?
サスティナブルな建築は、以下のような点に配慮した設計だと考えられます。
このようにサスティナブルな建築には、たくさんのポイントがあります。
また、日本の住宅の平均寿命は27年程度と短いのですが、リフォームよりも建て替えが選ばれてしまいがちな点にその原因があるといわれています。
サスティナブルな建築を考えると、築年数を重ねても取り壊すことなく、使い続けられるようにメンテナンス性を確保するということも、大切な工夫になるでしょう。
サスティナブルなリフォーム・リノベーションを考えてみよう!
サスティナブルは、実は便利でお得ということをご存じですか?
例えば、太陽光発電や保温性の高い浴槽など、どれもサスティナブルと言えますが、環境面だけでなく私たちの生活の質まで上げてくれます。
このような商品を住宅に取り入れることにより、いつの間にか自然と環境に配慮したサスティナブルな暮らしをすることにつながるのです。サスティナブルな概念から生まれた製品やサービスは、長期的に見ると無駄な出費を抑えてくれるものも多いのです。
また、まだ使える古い住宅を大切に活用し、インテリアを今風のものや最新のものによみがえらせるリノベーションは、サスティナブルな社会に大きく貢献します。
また、リノベーションのメリットは、間取りや素材、設備などに決まりがなく、一から自分の好きなようにプランニングできるという点です。
もちろん設備配管の位置などで間取りが100%自由にいかないこともあるでしょう。しかし、どんな間取りにして、どのような素材を使用して、どんなキッチンや洗面台、ユニットバスにするかは、自分の希望に合わせて提案できます。
サスティナブルなリフォーム・リノベーションで社会をよりよくしよう!
サスティナブルな建築や、サスティナブルなリフォーム・リノベーションについては深く知ることができましたでしょうか。
マンションにしても戸建てにしても、新築住宅にはやはり新築の良さがあります。しかし、古いものを大切に活用し、よみがえらせる「リフォーム」「リノベーション」という住まいの選択は、これからの社会にとっては非常に有意義で価値のあるものではないでしょうか。
株式会社クリエートでは、そんなサスティナブルなリフォーム・リノベーションにも力を入れています。
創業から15年に入り、さまざまな案件に携わることができました。これまでの建築概念からは考えつかなかったアイディアを多く取り入れ、快適な室内空間の創造していく、お客様目線のお手伝いをさせていただいています。
また、住宅には耐年性や快適性をご提案しながら、お客様にできるだけ満足していただけるように取り組んでおります。サスティナブルなリフォーム・リノベーションを検討中という方は、ぜひ一度相談にいらしてくださいね。
皆さんは生活の中で、バリアフリーを意識したことはありますか?健康的な若い世代は、普段バリアフリーを意識したことがないかもしれませんが、バリアフリーは生活の中で私たちに寄り添ってくれる大切な存在なのです。
そこで今回は、バリアフリーのリフォーム例や、バリアフリーによく似たユニバーサルデザインなどをご紹介します。今後、暮らしの中でバリアフリーを取り入れたいと考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。
内閣府の「平成27年版高齢社会白書」によると、総人口に占める65歳以上の人口の割合は26.0%であり、4人に1人は高齢者ということになります。終の棲家としてバリアフリーのリフォームを考える世代はもちろん、「キッチンをリフォームしたい」「書斎をリノベーションしたい」と考えたと同時にバリアフリーを考えてみることをおすすめします。
まずは、バリアフリーのリフォームにはどんなものがあるのかみていきましょう。
高齢者は、階段を上がるときや廊下を歩くとき、少しの段差で壁などに掴まることがあるでしょう。壁をつたってよろよろと歩くのは、安全とは言えないですよね。
そこで役立つのが手すりの設置です。階段や廊下などに、使う人に合わせた高さや位置に設置しましょう。
ほんの少しの段差でも、足腰の弱い人には負担となり、つまずいたり転倒したりしてしまいます。バリアフリーのリフォームでは、段差をなくす工事をすることをおすすめします。
段差の解消方法には、床のかさ上げやスロープの設置などがあります。気になる段差を解消して、危険な転倒を防ぎましょう。
夜になると暗くなり、玄関で足元が見えにくくなって転倒してしまうケースがあります。そこでおすすめなのは、足元を照らす照明を設置するバリアフリーリフォームです。照明で明るくなるだけで、高齢者は足元が見えやすくなり、転倒防止につながるのです。照明は、自分でスイッチを探して付けなくても良いように、人感センサー付きの自動点灯がおすすめです。
バリアフリーと似て異なる概念「ユニバーサルデザイン」についてご紹介!
バリアフリーとよく似ている言葉に、ユニバーサルデザインというものがあります。ユニバーサルデザインとは、空間や建物、製品、環境などをいろいろな人が利用できるようにデザインすることです。
ユニバーサルデザインには、以下の7原則があります。
それでは、ユニバーサルデザインの具体的な例を見ていきましょう。
公共の場所では、ベビーカーや車いすなどが通れるスロープが一般的になっていますね。
スロープがあると、段差の解消につながり、ベビーカーや車いすがスムーズに通れるようになります。
改札の幅が広いと、車いすやベビーカー、松葉づえなどを利用している人や、旅行者で荷物が多い人などどんな人でも余裕をもって改札を通過することができます。
シャワートイレは本来、病院で手術後などに使われていた医療機器でしたが、今はどんな人でも快適にトイレを使えるようにと広く普及しています。
床面を超低床構造にして昇降ステップをなくしたバスをノンステップバスと言います。ノンステップバスにすることで、高齢者や小さな子供でも、乗り降りが簡単になって負担を減らすことができます。
非常口や禁煙マーク、トイレなどの標識は、どんな人が見てもわかるようなデザインにしています。もはや常識ともいえる標識ですが、これもユニバーサルデザインなのです。
このように、ユニバーサルデザインはたくさんの人に使いやすいものを作ろうという思想があります。これはバリアフリーの思想にも共通しているでしょう。バリアフリーも、高齢者や体が不自由な人が安心・安全に使えるような社会にしています。バリアフリーにすることは、どんな世代にとっても優しい空間にすることと言っても過言ではありません。
バリアフリーのリフォーム・リノベーションは長期的な視点で考えよう!
高齢化社会に生きる現代人である私たちこそ、リフォーム・リノベーションを検討する際は、価格よりも長期的な視点を大切にするべきです。安いからと言って価格だけで業者を選んでしまうと、失敗したり後悔したりする可能性があります。
株式会社クリエートでは、暮らす人に優しいバリアフリーのリフォーム・リノベーションはもちろん、今の生活のお悩みに合ったリフォーム・リノベーションを提案しております。より暮らしやすい生活を目指している方は、ぜひお気軽にご相談ください