現場の裏側ブログ
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洗濯や食器洗いなど毎日の家事に時間がかかり、忙しい日々。
さらに、働き方改革やコロナによる新しい生活様式によって、家で過ごすことも増えたのではないでしょうか?
家事はどうしても毎日行わなければいけません。
だからこそ効率よく快適に家事を行うために、家事導線を意識した間取りにリフォームしませんか?
この記事では、家事導線を意識した間取りにリフォームするためのポイントをご紹介します。
現在の間取りや家事導線に不満がある方は、ぜひ参考にしてくださいね。
では、家事導線がよい快適で生活しやすい家とはどんな家なのでしょうか。
まずは、家事導線がよい家のポイントをみていきましょう。
・最短最小の動きでストレスフリーに家事を遂行できる
・誰でも家事を遂行しやすい
・何がどこにあるのか一目でわかる
・できるだけ移動が少ない
このように、無駄な動きがなくスムーズに家事が進められることや、家族みんなが誰でも家事をしやすいことなどがポイントです。
また、どこに何があるのかをわざわざ探さなくても良いように、一目でわかる場所に配置することも重要です。
家事導線のよい間取りにすることで、洗濯や食器洗い、料理など家事の効率がグンとアップします。
キッチンで行う家事は主に、料理や食器洗い、盛り付け、配膳、食器の収納などです。
「冷蔵庫から食べ物を取り出して料理→食器棚から皿を取り出して配膳→料理をテーブルに移動して配膳→食器を洗って棚へ収納」この流れが効率的に行えるかどうかが大切です。
また、アイランドキッチンやカウンターキッチンなどは作業するスペースが広く回遊性も高いため、家事導線のよい間取りになります。
日頃の家事で無駄な動きをできるだけ減らすには、キッチンとランドリールーム、洗濯物を干す場所、クローゼットの位置を近くに配置し、移動時間を短く、さらに動きやすくすることが大切です。
このように、できるだけ回遊導線を想定した間取りが、家事導線の良いリフォームの最大のポイントです。
また、ランドリールームの近くに洗濯物を干す場所が確保できない場合は、洗濯物を干す場所とたたむ場所、そしてクローゼットの位置を近づけると良いでしょう。
スムーズな家事導線を目指す場合、収納の広さも大切ですが、こに収納スペースを設置するのかも重要です。
「大きな収納があるからそこに全てしまう」というのは一見楽そうですが、中に何がしまってあるかがわかりにくく、結果必要なものを探すのに時間がかかってしまう可能性があります。
そのため、使う場所の近くに収納があることが大切です。
また、中に何が入っているのかがすぐにわかるようにすることもポイントです。
広い玄関や大きめのシューズインクロークは、家事導線を考えたときにあると便利なアイテムです。
大きなシューズインクロークは靴だけではなく、コートやベビーカー、子供の三輪車など外で使うものも収納できるので、外から帰ってきた後の片づけが一度で済むのです。
シューズインクロークからの導線にクローゼットを設置し、コートや上着をそちらに収納するのもおすすめです。
スムーズな家事導線を目指すには、コンセントの数や配置も重要です。
コンセントの数や配置を決める場合は、ドライヤーや掃除機などの生活に必要な家電を使うシーンをイメージしてみましょう。
現在使っているものだけではなく、周辺機器が増える可能性を考えたり、ときどき使用する調理家電などを考えたりして決めることも大切なポイントです。
また、間取り図に家電を置く場所をイメージして書き込むことで、コンセントの最適な数や位置が把握しやすくなります。
これまでご紹介したように、より効率のよい家事導線の家を作るためにはどうすれば良いのでしょうか。
リフォームを検討し始めたら、まずは「この間取りなら自分はどう動くだろう?」「苦手な家事を、どうしたらもっと楽にできるかな?」「家族みんなはどのような暮らしを送りたいのか」と、家族の生活プランと照らしあいながら考えることが第一歩です。
家族の希望が見えてきたら、次にプロのリフォーム業者に相談してみましょう。
導線を考えた間取りは、素人ではなかなか実現できないものです。
家事導線のよい間取りを業者と話し合いながら、効率的な家を作り上げましょう。
家事導線のよい間取りを目指すには、経験やノウハウから裏付けされた提案をしてくれる業者に依頼することをおすすめします。
業者選びの際は、ヒアリングを元に日々の家事を具体的に想定し、より使いやすい間取りを提案してくれる業者を選びましょう。
ぜひ、家事導線のよい間取りを目指してくださいね。