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実は専門性が高い、木造住宅の防音対策

December 17, 2020

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集合住宅や木造住宅などに暮らしていると、隣からの生活音に悩まされることはありませんか?

あまりにもひどい音だと、自分の生活にも影響を及ぼしてしまうでしょう。

そこで今回は、木造住宅の防音対策についてご紹介します。防音対策を考えている方は、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

 

 


そもそも木造住宅はどのくらい音漏れするの?一般的な木造住宅の遮音性能
日本の一戸建ての主流は、木造住宅です。

木造アパートは鉄骨造や鉄筋造のマンションなどと比較した場合、防音性は低くなります。木造アパートに使用されている木材自体が音を通しやすいうえ、木造アパートは鉄骨造や鉄筋造と比べて建物その物が頑丈でないので、高い防音性を維持することが困難です。

 

木造住宅の外壁構成は、後方によって多少異なるのですが、基本的にサイディングや合板など外壁側のパネル部と石膏ボードのような屋内側のパネルの二重構造になっています。中空層には断熱材が重鎮されており、遮音的にも多少有利に働くのですが、それでも外壁の遮音性は一般的に低めです。

 

 

 

 

 


専門性が必要な木造住宅
防音には、複雑な要素を多方面から調査する必要があるのですが、特に、木造住宅に関してはより専門的な知識が必要となるでしょう。

 

  • 素材性能と音の周波数・減衰効果を踏まえた防音構造
  • 建物構造・耐久性を考慮した防音対策
  • フレキシブルな音響・防音計画

 

新築やリフォーム時に検討したい防音対策とは?

 

それでは、新築やリフォームする際に検討したい防音対策を見ていきましょう。

 

 

【窓の防音対策】

 

外部の防音対策として有効なのは、窓の大きさや位置です。
一般的な外壁は20㎝程度ですが、窓は5㎜程度しかありません。窓は壁と比べてはるかに薄いので、騒音は壁より窓から入ってくることがわかります。

 

そのため、有効な防音対策を検討するなら窓の対策を行うことが大切です。

 

窓の位置は、できるだけ隣の家の窓から離すことがポイントです。それは、空気から伝わる音は距離があるほど低くなるので、窓同士が離れているほど音が伝わりにくくなるからです。

 

そして、二重窓や二重サッシも防音対策として有効です。
二重窓や二重サッシを取り入れることで、気密性がアップし、空気が出入りする隙間がなくなるので、外部から入り込む音を低減することができるでしょう。

 

また、窓の大きさも重要なポイントとなります。

窓は大きい方が音が入り込みやすくなります。防音対策を考えると、窓は小さいほうが良いでしょう。
しかし、窓が小さいと採光が減るので、うまくバランスを考えて窓の大きさを決めることが大切です。

 

 

【床・壁・天井の防音対策】

 

外部からの騒音だけでなく、家の内部の騒音を防ぐためには、床や壁、天井の防音対策を検討しましょう。

特に、楽器がある家庭や子供がいる家族、二世帯住宅などは上下階の防音対策をしっかり行いたいところです。

 

床や壁、天井は二重構造にすることにより、高い防音効果が期待できます。

二重構造は、部屋の中にもう一つ床や壁、天井を作るイメージです。

 

木造住宅は鉄骨造や鉄筋造に比べて音が伝わりやすいので、二階床下地の防音工事と、一階天井の吸音工事などを行うことをおすすめします。

下地のボードを遮音性の高いものにしたり、さらに吸音材をいれて、仕上げ材には凸凹した素材や布製クロスなどで仕上げる方法があります。

 

隙間なくしっかり施工することで、90db以上の音を50db以下とすることができるでしょう。

 

また、室内の防音工事を行うと外に音が漏れなくなるので、音が共鳴しないような変形装置(コーナーのような水平・垂直面での緩和対策など)や吸音仕上げなど音響対策をしないと、室内の音が不快な音になってしまうので注意が必要です。

 

 

【出入り口の防音対策】

 

防音効果をより高めたい場合は、出入り口の防音対策を行うことをおすすめします。
出入り口からの騒音は廊下から発生する音だけのため、外部にはそれほど音は漏れないでしょう。そのため、二重ドアを設置するほどではありませんが、防音ドアを採用すると安心ですね。

 

 

 

 

 


細やかな設計が必要な防音リフォームは、プロに依頼しよう!

 

ただやみくもに建物の防音対策をするのは賢明ではありません。
防音対策は、必要な場所をしっかり対策することで効果的な防音対策を行うことができます。内側から外側に対して行うリフォームと、外側から内側に対して行うリフォームはまるで違うのです。

 

さらに、木造の戸建住宅の設計や施工で軽視されがちなのが断熱吸音材です。

これに外壁材や内装材が遮音対策を目的として意図的に新築やリフォームにおいて施工されますが、場合によっては逆効果になることもあります。

せっかく新築・リフォームを行うのに逆効果になってしまうのは残念ですよね。

 

そんな事態やトラブルを回避するためにも、丁寧にヒアリングを行ったうえで、個別に的確なアドバイスや工事内容を提案してくれるリフォーム業者に依頼してみてはいかがでしょうか?

 

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